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執筆者の写真メンタルシード事務局

悪い習慣から自由になり人生の主導権を取り戻そう【ゲシェ・マイケル先生公開セミナー内容まとめ】

更新日:2022年10月31日



太陽は眩しく美しい存在ですが、嵐を乗り越える人々がその美しさを一層味わえるのです。雲や霧が消えさり、嵐が過ぎてから、再び現れてきた太陽を前より一層好きになります。それは、太陽が変わったのではなく、暗闇に遮られていたあなたから、暗闇が消え去ったのです。

 依存症に苦しまれていた人が依存症から解放された瞬間、遮られた雲が消えたかのように、明るく輝くでしょう。誰よりも賞賛すべきです。(古代の智者 龍樹菩薩より)

 依存症と悪い習慣は私たちにダメージを与え続けています。私たちの時間を盗み、私たちのエネルギーを吸い取ってしまいます。それだけではなく、家族との関係や命の危険に至るまで破壊してしまいます。

 どうやって依存症に対峙するのでしょうか。自分の見えないところまで隠すか、新たに代替する依存症を探すか、予定をぎっしり入れる日々の忙しさで誤魔化すのか、それとも周りの力を借りて、自分を監視させようとするのか。

先日 ゲシェ・マイケル先生の講演会では、悪い習慣や依存症を止める新しいアプローチや考え方を紹介していただきました。それは、2500年前の古い知恵から来ているもので、今まで聞いたことがないような不思議な内容ですので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。



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悪い習慣と依存症の関係


悪い習慣と依存症の間に境界線は明確にない。悪い習慣が依存症となり、また悪い習慣に戻るようなことはありますか。

 アメリカでは、両親や学校の先生は、子供達が頑張ったご褒美として甘いものを食べさせます。楽しく子供に与えるご褒美のキャンディーだったものが、将来的に悪習慣に変わっていきます。

 私が大学生のころ、食堂で10人分のデザートをよく食べていました。当時は若かったので、体の代謝も早く、太りにくかったのです。  このようにして、甘いものへの依存というものが、悪い習慣から依存症に変わり始めます。年齢を重ねていくと、身体への負担が大きくなり、糖尿病や高血圧の原因となったり、脳卒中、腎臓や肝臓の病気になったりします。この悪い習慣が徐々に依存症へと変わっていきます。


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悪い習慣と依存症の違い


 悪習慣と依存症の違いは何でしょうか。

 自分自身にどのくらいダメージを与えるかの違いです。自分へのダメージや、家族へのダメージです。最初は悪習慣かもしれませんが、それで命を落とすような原因となり、家族に深刻なダメージを与えてしまうということであれば、これは依存症です。悪い習慣は依存症になりますので、非常に気を付けなければなりません。

 悪い習慣と依存症は、両方とも危険なものです。意識の中で、如何にして依存症をやめるかということを学ぶだけではなく、悪習慣の段階で止めなけれないけません。それは依存症になる可能性があるからです。


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新なアプローチで悪習慣を断ち切ろう


 私が住んでいる小さな町にはスーパーがないので、食料を買うには、ほかの町に行かなければなりません。家の前の道は舗装もされていない、土の道しかない状態です。

 ある日突然、驚くようなことが起きました。町には道を舗装するマシンが現れ、道路を綺麗に舗装してくれたのです。誰がそのお金を出してくれたのかを知りませんし、誰に感謝すればよいかもわかりません。

 このような綺麗でスムーズな道路になった理由は、DCIGレベル6に答えがあります。悪い習慣に対し、全く新しいアプローチをするのです。今まで、聞いたことがないようなシステムで、悪習慣を断ち切ることができるのです。あなたはきっと気に入るでしょう。これはアジア古代の知恵をもとにしているもので、たくさんの不思議で、素晴らしいアイデアが詰まっています。私がこの方法を使って、アンディン・インターナショナルダイヤモンドを成功させました。あなたも同じ方法を使って、きっと依存症や悪習慣を乗り越えることができるでしょう。


ペンストーリー


 ある日、私はペットショップへ犬のしつけ方について相談しに行きました。私が妻と一緒に食事をするとき、愛犬がいつもうるさく吠え、食べ物を与えても永遠に満足しないようです。

 ペットショップの人は、犬は群れで生きる動物ですので、一人ぼっちにさせないで、一緒に遊んでご飯を食べたほうがいいと言います。そして、飼い主と同じ高さの椅子に座らせてあげると、静かになりますよとアドバイスをくれました。

実践してみたところ、椅子に座って、幸せそうな顔をしている犬の姿を見てびっくりしました。彼は家族の一員だという気持ちになれたのです。それが吠える原因でした。

 このように、犬は私たちと違う世界を見ているのです。ペンの話に戻りますが、犬はペンを嚙むおもちゃとして見ているのに対し、私達は書くものとして見ています。つまり、この「ペン」は自分から生じているものだということです。

 このペンは私達の意識から出てくるもので、噛むおもちゃは犬の意識から出ています。 もしペンがペン側からやってきたのであれば、犬はペンとして見なければいけません。それは違いますよね。

 これはキーポイントです。依存症を解決するカギのような話だからです。依存症はどこからきているのでしょうか。あなたが依存しているもの、それはアルコールでも、薬物でも、ギャンブルでも、すべてあなた自身からきています。もしこれが事実であれば、全く新しいアプローチをすることで、悪い習慣を断ち切ることができるのです。私の家の倉庫には、たくさんのものが置いてあります。その中には一度も履いたことかない靴が12足もあり、着もしない洋服もたくさんあります。私はなかなかそれらを片付けられなかったのです。もしそういう余分な洋服もあなたの意識から来ているのであれば、簡単に解決できるかもしれません。


3つの球体の話について



 皆さんは携帯を持っています。実は、これが新しい依存症です。自分の携帯ばかりを見て、家族との会話もせず、関わりもしないという現象は、いかに悲しいことでしょう。

 依存症のことを説明する前に、古い知恵の話からしなければなりません。これは「3つの球体」の話です。3つの球体とは:あなたが依存しているもの、依存している人、そして依存症そのものに分かれています。


例えば:3つの球体: 携帯、通勤途中で携帯に依存している男性、男性と携帯の関係。その3つの球体はお互いに連結しています。

 あなたが依存しているもの、依存しているあなた自身、そして依存そのものとの関係性をしっかり理解すれば、依存症や悪習慣を止めることができます。

 もしペンストーリーが真実であれば、その3つの球体はすべてあなたから来ています。あなた自身は依存を止めるパワーを持っているのです。  携帯を使いたいときに責任をもって使い、あなたは自分を変えること、携帯を変えること、そして携帯との関係性を変えることができます。

 「空」の概念: あなたが依存している携帯は空です。依存しているその人も空です。私たちのつながりも空です。3つの球体は全部空です。「空」という言葉の意味は、二重否定「ではなくはない」です。空とは、私から生じていないわけではないという意味で、つまり、わたしから生じているのです。(否定を二つ重ねると肯定になります)

携帯は自分の種から出てきているのです。自分自身も自分の種から出ているのです。携帯への依存も自分の種から出ているのです。

それでは、3つの球体を一つずつ見ていきましょう。



3.1 一つ目の球体:依存する人#ドーナツを食べている男性


依存症は3つの条件が必要です。それは、依存する人、依存しているもの、依存そのものです。

多くの人は、ドーナツを見て、健康に悪いと思うので、全く依存症になっていません。このような人はドーナツに対して依存的な人格ではありません。一方、私のような人はドーナツを一度目にしたら、食べなければいけません。食べた後でも食べれます。このような人は、依存的人格です。

なぜなら、依存的人格とそうでない人格はそれぞれあるものから来ているのです。自分の依存症を止めるには、依存の原因となる意識の種を見つけることです。どうやって、意識の中にそれらの種をうえたのでしょうか。

 その方法は、古代の知恵に隠されています。この依存的人格を持っている人は、このような依存にほかの人がなるということをきっと推奨したことがあるでしょう。例えば、友人に直接電話して、ドーナツの依存になってほしいんだよというふうには言わないでしょう。そういうつもりではありません。でも、ドーナツに依存しているような人は、一箱買って、オフィスに持っていき、オフィスの皆さんにシェアするでしょう。これを通して、依存的人格になってしまったわけです。

 私たちは、それぞれの家庭で、相手に敬意や感謝の気持ちを示すために、食べ物を他の人とシェアしてきました。健康でないものでも。その時に、自分の意識の中に依存の種をたくさん植えてしまい、現在の依存症になったのです。

 この1つ目の球体を作りたくないのであれば、他の人に依存させないようにしなければなりません。他の人が依存しているような原因を作ってはいけません。不健康な食べ物を他の人にあげない、代わりに健康的なものをあげればいいのです。



3.2 2つ目の球体:依存しているもの#なぜ依存になったのか?


 依存症になるためには、依存的な人が必要です。そして、依存しているものも必要です。そして、その繋がりが必要です。

 例えば、訪れた国でドーナツを買いたいと思うのに、ドーナツがない場合もあります。あなたの国にしかドーナツが存在していないのであればなぜでしょうか? なぜ、この世界の一部の国ではドーナツがないのでしょうか。たくさんのドーナツを売っている国で、なぜ私やあなたは生まれたのでしょうか。そして、ドーナツの依存になったのでしょうか。最初のドーナツを創った人はそもそも誰ですか。

これらの問題を考えるのは、依存症を止めるのに非常に重要です。

 あなたの文化の中に依存症の対象物(ドーナツ)を入れたのは誰ですか?あなたの住んでいる町、あなたの世界にそれを作ったのは誰ですか?誰が意味もないニュース、そして、携帯を創ったのですか?すべてあなたです。

 DCIGのシステムでは、古代の知恵から来ている種の法則によると、これらはすべて偶然ではないのです。ペンの話に戻りますが、犬はペンとして見えていませんが、私達はペンとして見えているのです。そして、誰がドーナツショップを私の町に作ったのですか。それは私です。私がその種を自分の意識の中に植えたからです。

 なぜ彼らが体を害するようなドーナツショップを私の町で作ったのですか?それは私が自分のビジネスで人に良くないものを売ったからです。しかし、当時の自分はただお金を稼ぎたかったので、そんなことを気にしませんでした。

 私の会社では毎日30万個のダイヤを売っていました。私の友人がダイヤを買いにきて、結婚するから、良いダイヤを売ってくれないかと尋ねてきました。

 そのとき、私が欲深い人間であったとしたなら、「良いダイヤはもちろんあるよ、一つ3万ドルですね」と答えます。 しかし友人は、「婚約者にあげるダイヤで、そこまで大きくないダイヤはありますか」と尋ねてきます。 「結婚のための指輪なのだから、大きなダイヤが必要ですよ、女性のことを愛していないのですか?」と私は言いました。 「いや、もちろん彼女のことを愛してますよ。」と友人が応えます。 「ある一定の金額以上払いたくないということは、あなたの愛には制限があるということでしょう。生涯をかけて結婚して幸せになりたいのに、お金の制限をつけてしまうのですか?」 と私は彼にダイヤを無理矢理押し付けるのです。  これはその家族にとっては良くないもので、特に新婚の方であれば、負債を背負うことになり、最悪、喧嘩にまで発展するでしょう。

 もし私がこのような態度で、相手の立場を考えずにお金儲けだけを考えていたならば、自分の町でドーナツが売られている、ということが起きるのです。その種は以前、自分が植えたからです。

 ドーナツのお店をあなたの町に作るのはあなたが決めたことではありませんが、それが現実に起きたということは、そこに理由があるということです。誰かが自分の町にドーナツショップを作ったというのであれば、それは自分が原因だということです。

あなたの町にもドーナツショップがあって、あなたもドーナツを食べるのであれば、あなたもその種を植えたのです。それは3つの球体の2つ目です。

 私たちが依存するものを誰が作ったのですか。 それはあなたです。あなたが依存症と闘うというのであれば、身体に悪い食べ物を他の人にあげないでください。甘い物を友人にあげないようにすればいいのです。そうすれば、あなたの町のドーナツショップは閉店になるかもしれません。そうなれば、ドーナツを食べたくなったとしても、買うことができなくなるでしょう。

 最もパワフルで、依存症を止める方法としては、依存しているものから離れればいいのです。 本当に、自分の依存症や悪い習慣を断ち切りたいのであれば、他の人の依存になるような原因を作らなければいいのです。



3.3 3つ目の球体#依存症との関係性


 私は来週からロサンゼルスへ出張する予定ですが、インターネットで現地のドーナツショップを検索しました。その後、ニュースのページを開いたら、3つドーナツの宣伝広告が出てきました。それはオンラインビジネス上のアルゴリズムですね。

 インターネットを使い、いろんな商品に依存している人に押し付けるということです。あなたがドーナツに依存しているということを彼らに知られたら、あなたがニュースを見るたびに、美味しそうなドーナツの宣伝が出てきます。

 誰がこの新しいシステムを作ったのですか?誰がこのアルゴリズムをネットに公開したのでしょうか。それもあなたです!

 ケンタッキーというファーストフードの会社は毎年、中国市場で810億羽の鶏を殺していると言われており、多くの人は会社に対して非難しています。もしあなたがケンタッキーに行って、サラダしか買わなかったら、サラダしか提供しないお店になるでしょう。でも、チキンも買うから、お店は鶏を殺すということですね。あなたの需要があるから、そういう結果になるのです。

 もしそういう会社に、あなたが依存症になるような悪いものを押し付けられたくないのであれば、買うのをやめればいいのです。その会社に対してクレームや不満を言う必要もありません。そこの商品を買ったり食べなかったりすればいいのです。そうすれば、徐々にそれ以外のものを売るようになりますから。ですので、依存症そのもの自体もあなたから来ているということです。



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あなたの依存症や悪習慣をやめましょう



人生で最も幸せなことの一つは、自分の依存症や悪い習慣の一つでもいいので、やめるということです。

 例えば、あなたの部屋が散らかっていて、ゴミや不要なものだらけになってしまった場合、まずはそれを片付けましょう。正直、私も悪い依存症を持っていました。それで3つの球体と戦ったことによって、依存症の悩みを解決できたのです。

 まずは、自分の依存症を攻撃しました。例えば、ドーナツに依存している自分であれば、その逆の種を植えればいいのです。他の人に健康的な食べ物をシェアすることですね。私はプロテインドリンクを買って友達にあげました。そして、甘い炭酸飲料や砂糖いっぱいのものを飲むのではなく、健康的な飲み物を飲むように勧めます。みんなが健康になれるようにお手伝いをすればいいのです。それが1個目の球体です。

 次に、自分が依存しているものが周りにたくさんある場合は、どうしましょう?  誰がそれをあなたの世界に入れたのでしょうか?あなたですよ。アルゴリズムの話と一緒です。一旦、他の人に不健康なものを与えてしまったら、その種を植えてしまったので、世界があなたに不健康なものを持ってくるのです。  それを断ち切るには、身体にいい食べ物を他の人にあげてみてください。相手が好きではない場合があるかもしれないですが、それでも構いません。やってみてください。いい種を植えるチャンスです。

最後に、あなたは依存そのものとの関係やつながりを切らなければなりません。特に依存しているような人に目を向けて、失礼にならないようにしながら、その人の依存の話で何かお手伝いをすればいいのです。人によっては嫌な気分になる場合や、話したくない人もいるかもしれませんが、それでも構いません。その人は依存症から解放されたいと思っているのですから、できる限り手を差し伸べてあげましょう。それもいい種ですよ。それで3つ目の球体が破壊されます。

 依存症から解放された時の気分は、本当に幸せで素晴らしいです。それはDCIGレベル6が存在している理由です。もしあなたも依存症や悪い習慣から解放されたいのであれば、ぜひ私たちと一緒に深く学びましょう。幸せな人生を一緒に、楽しみましょう。



今日お話しした内容は、DCIG レベル6にはない内容です。あなたの依存症と闘って、そして他の人の依存症を乗り越えるお手伝いをして、3つの球体を理解した上で実践することがとても重要です。 もっと深く新しいものを試してみたいのであれば、依存症を乗り越えることで、素晴らしい幸せな人生を手に入れることができます。それでは、DCIGレベル6のレッスンでお会いできることを楽しみにしております。


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